タロットカード 大アルカナ【10.運命の輪】
キーワード:チャンス・転換点・変化
このページでは大アルカナの【10.運命の輪】について、
タロットカード勉強中でペルソナシリーズに
どっぷりハマったsouが気づいたこと・考察したことを分かりやすく解説していきます!
タロットカード【10.運命の輪】の絵柄を見てみよう!
モクモクとした灰色の雲と、水色の背景が
この場で起こっていることが
雲の上の出来事のように感じられます。
カードの四隅には天使・鷲・翼の生えた牛と獅子、
真ん中にはオレンジ色の車輪があります🪶🟠
車輪を囲むように、
・剣を抱えた水色のスフィンクス
・輪の左側には蛇
・輪の右側にはアヌビス
がそれぞれいますね。
大アルカナのカードでこんなに
たくさんの象徴が描きこんである
カードは他にありません!
おまけに翼を持った生物が多く、人間は一人も登場していませんね…🤔
このカードからどんなことが読み取れるのか見ていきましょう!
【10.運命の輪】はここに注目!
気づいたこと | こんなことを表している💡 |
---|---|
四隅にいる天使たちは 何を表してるの? | 鷲……水(カップ)の元素 獅子…火(ワンド)の元素 牡牛…土(ペンタクル)の元素 天使…風(ソード)の元素 4つ揃って四大元素を 司っていることを表している。 |
この黄色の蛇🐍は 輪に沿って動いているのかな? | 成長の過程で脱皮をする様子から、 生と死・成長する過程のシンボルになっている。 |
エジプト神話で見かけるアヌビスと 印象がだいぶ違うような…? | エジプトの壁画などで見るアヌビスは、 ①ミイラを作ることや、 ②罪の重さと魂の価値を天秤で量ること などがメインの役割。 タロットのアヌビスは、 運命を運び復活へ導くのが役割。 |
【7.戦車】で見たスフィンクスは 白黒だったのに、今度は水色か… | スフィンクスは知力や勇気を表している。 運命の輪に乗るスフィンクスは 剣を持っているので 《運命を裁く》役割も担っている。 |
鬼灯の冷徹に登場するアヌビスも
壁画タイプの見た目と説明だったな
ペルソナ5のフタバパレスはピラミッド型だからか
アヌビスが出現してたね!
ペルソナシリーズにおける【10.運命の輪】との関係は?
ペルソナ5では新宿の歓楽街で占い師をしている御船千早が、
ペルソナ3では文化部部長の平賀慶介が
【運命】のアルカナと関係していました。
千早さんは元々地元で暮らしていた場所にいた頃から
地震のタイミングなどを当てるなど、
予測不可能な事象でも何でも当ててしまう能力がありました。
主人公が千早さんの占いに来ていた
仕事に悩んでいる女性には『運命はひっくり返せる』
幼馴染とでない人と結婚することを
迫られていた男性には『怪盗にさらわれるかも』
と言った言葉だけで違う視点を与えていました。
お客さんの未来(千早さんが見た百発百中絶対当たる占い結果)が、
主人公の言葉のみで現状からは想像できないほど良い《運命》として
占いの結果に出てくるようになるんですね✨
そこから、実は未来とは《運命》とは変えられるものなのでは?
と考えるようになり、主人公に占いの検証を取引するようになりました。
平賀くんは医者の息子という立場があるので、
父親からは病院を引き継ぐように言われていました。
医者になる=親の引いたレールに乗る
という図式が平賀くんの頭の中には出来上がっていたようですね。
平賀くん自身は絵を描くことに意義を持っていたので、
美術コンクールで賞を取ることでその《運命》を否定しようとしていました。
本人の頭では『自分は医者になるもんか!』と思っていますが、
体調不良の人を目の前にすると放っておけず、
どういった症状が出ているかなどを確認して助ける描写が多かったです。
医療の知識を活かさずにはいられない様子がよく見られましたね。
『自分にとって、目の前にいる人を助けられない、それもなくしたくない友達など
かけがえのない人を失ってしまう可能性のある現実の方が受け入れられない』
ことに気づいてからが平賀くんの運命が動いた気がします。
自分の本心に気づかずに進んだ未来ではなく、
多少の痛みや苦労はあっても、
納得し前進できる未来を選んだんですね😊
まとめ:これまでの考察から読み取れる【10.運命の輪】の持つ意味
正位置の場合はこういった特徴が読み取れます!
キーワード | アドバイスで出た時 | 相手の気持ちで出た時 |
---|---|---|
チャンス | 今が好機です! 動き出すタイミングですよ! | お互いのタイミングが 合うと感じている |
幸運 | 今受け取れる幸せを しっかり受け取りましょう💪 | あなたに協力したい、 プラスになる働きかけをしたい と思っているかもしれません |
転換点 | レベルアップすることを 意識してみましょう! | あなたから良い刺激を もらっているようです |
良い影響のある変化 | やめたかったものをやめる 習慣を始めてみては どうでしょうか? | 苦手意識があった (あると思っていた)人の 変化が感じられるかも |
激変する | 運命の扉が開いています! 扉を開いてみましょう! | 思いがけない発見や インスピレーションを 受けているかもしれません |
逆位置の場合はこういった特徴が読み取れます!
キーワード | アドバイスで出た時 | 相手の気持ちで出た時 |
---|---|---|
タイミングを逃す | すれ違いが起きやすいようです。 焦らずに取り組みましょう。 | 『早く言ってくれれば…』 『知っていればなぁ…』など、 やるせない気持ちを 抱えているかもしれません。 |
不運 | 何かとガッカリしがちな 状態かもしれません。 目の前の幸せを しっかり受け取りましょう。 | 期待外れや空回りしている印象を 持っているかもしれません。 |
避けられない変化 | 起こった現実に対して どう立て直していくか、 あなたの力量が試されています。 | 予想していなかったトラブルや 変化だと感じられているようです。 |
流れに乗れない | 今はじっと待つ タイミングのようです。 | ゆっくり時間をかけたいと 思っているかもしれません。 |
時間がかかる | ゆっくり、焦らずにいきましょう。 | あなたの気持ちや行動を 理解しがたい、 または理解したいが 時間が必要なようです。 |
【運命】と聞くと、どんなイメージでしょうか?
・ロマンチックで唯一無二なもの
・絶望的で受け取り拒否できないもの
両極端ですが、こんなイメージを持っている方も少なくないですよね。
私は後者の運命を信じている方でした。
テレビで見た占い師の方は
『宿命は変えられないが、運命は変えられる』と言っていました。
生まれた場所や生まれた時の性別・親など、
自分自身で選べないものは【宿命】でしょう。
私はペルソナのライブに行く!と決めるまでは
死ぬまで東京に行くことはないだろうと思っていました。
(大げさに感じられるかもしれませんが、割と真面目にそう思い込んでいたんです😅)
行ったことがない土地に行くこと、
移動手段を変えること
(歩きやバス⇒新幹線・飛行機)が
不安で恐いと感じていたんですね…
何より、遠くへ出かけることを
その時一緒に暮らしていた両親が
許してくれないだろう…と思っていたことが
一番のネックで諦めていた理由でした。
ところが、勇気を出して
「東京でライブがあるから行ってもいい?」
と聞いた時、両親は怒るでもなく、
諭すように諦めさせるでもなく
「行ってきたら?🙂」が返事でした。
自分が思っていたよりも、
自分の可能性はせまくなかったと
その時になって初めて気づいたんですね。
それと同時に
【死ぬまで東京に行けない=私の運命ではない】
ことにも気づきました。
【運命】だと思っていたことって実はマイナスな思い込みな場合もあるんですね。
運命は意外と変えられるし、希望を持てるものなんじゃない?というのが私の意見です。
簡単に言ってしまえば、
『運命は宿命じゃないから自分で変えてしまえばいいし、選んでいいよね!』
のスタンスですよ!
私のブログは
「私が幸せ、ついでに推しも幸せ!」
(※自分や家族、推しをすり減らす行為や傷つけるものは論外という前提です)
が理想であり、運命にしたくて文章を綴っています。
自分の未来は自分で作れる!の視点で
【運命】をみつめているのも案外おもしろいことが
起こるきっかけになるかもしれませんよ✨
以上、大アルカナ【10.運命の輪】についての解説でした!